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2月21日

 今日で羽中田さんともお別れです。本当に何から何までお世話になってしまいました。さ、さ、さらに羽中田さんの98/99のバルサのソシオの会員カードをプレゼントしてくれました。うぉ〜、涙が出てきそうです。羽中田さんありがとうございます。一生の宝物がまた増えました。FCバルセロナは基本的には企業のスポンサーではなく、会員の出資によってチーム運営が成り立っています。それがソシオです。ですのでユニフォームにはまったく企業名はありません。

98-99ソシオ会員カード


 朝には今日から4泊5日でグラナダへ行く私たちをわざわざホテルまで見送りに来てくれました。感謝の気持ちでいっぱいです。さようなら!
 空港まではカタルーニャ広場から1人500ptsの空港行き専用のバスへ乗り移動しました。今回は国内の移動なので今までの飛行機の移動と比べると非常に楽でしたが、案内など外国人向けでなく、空港職員の先導もなかったのでチョット冷や冷やしました。ターミナルから飛行機までの移動は一般の人はバスで行きますが、私たちは飛行機の搭乗口と同じ高さまで荷台がリフトアップする車に乗りました。


 グラナダまではあっというまで約1時間でついてしまいました。空港は古くはないのですが結構小さくほとんどのお店がしまっていてさびれた感じでした。空港からバスで移動しようとバス停へ行ってみると1日4本近くしか運行しておらずビックリ! いまは12:30で次来るのは15:40?! どうしようかと迷っていると空港前に数台止まっていたタクシーの運ちゃんが話しかけてきました。「電動車椅子でも問題ない。大丈夫」と言っていますが、私たちの電動車椅子は非常に重たく大きく、ましては普通の乗用車に乗せたことなどなかったので考えもしませんでした。さすがアンダルシアの人たちです(スペインの中でも1番大雑把な地方)。とりあえず、1度空港のインフォメーションへ行き車椅子タクシーがないか尋ねてみると、わからないらしく先ほどの運ちゃんを紹介されました。しょうがないのでタクシーの助手席に担いでもらって移動し、電動車椅子はハッチバックのタクシーがあったので運ちゃんたちと数人で担いで押しこみ、ハッチが閉まらないのでロープで縛ってVamos、vamos!(let's go)

グラナダ空港にて

 空港からホテルまで歩いて移動しようかとも考えましたが、車で20分以上(しかも100km/h以上でとばして)かかったのでタクシーに乗って大正解でした。グラナダの中心街のホテルに無事につき、運ちゃんとお別れしようとするとティッシュの2箱つ分ぐらいをあわせた箱を僕にプレゼントしてくれるというのです。それは「El Mundo」(エル・ムンド)というスポーツ新聞のおまけについていたバルサのすごろくカルトクイズゲーム(けっこう立派)で、私の車椅子の後のバックについていたバルサのキーホルダーを見て「おっ、こいつはバルサファンか」と気づいたようです。運ちゃんありがとう。

グラナダの街角で


 夜に食事へと出かけ、ある1軒の店へ入るとそこはドリンク専門のお店で食べ物はなし。他を探そうとするとお店のオーナーが近くにレストランがあるので連れていってくれるというのです。お言葉に甘えついて行くと、1軒目は段差がかなりあり混んでいました。するともう1軒紹介してくれました。そのお店は日本で言うならば「立ち飲みの1杯飲み屋」という感じでお世辞にもおいしそうではありません。しかし料理が出てくいると以外や以外、「おいしい」のです。キャビアやアンチョビがのったパン、ペピニージョ(3cmぐらいのチビピクルス)、そしてアラブ風焼肉がうまいのなんの! 
 先ほど店を紹介してくれた人も一緒に飲み話していたところ、彼・パコはその3軒のオーナーでした。とても話し好きでおもしろいパコはリチャード・ギアにも似ているけっこうダンディーな感じのオジさんで、A・マドリーファン(キーコ最高!と言ってました)なので「バルサ・ブー」と言われてしまいました。でも店員のお兄ちゃんはバルサファンでした。たらふく食べて飲んで5人で6500pts。スペインの中で1番のヒットでした。

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