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2月20日

 ついにBlaugranaのユニフォームを着る日がやってきました。
 今日はついにカンプ・ノウで観戦の日ですが、時間があったのでガウディーのグエル公園ヘ出かけました。まゆみさんが私たち(8人)のためにおにぎりを作ってくれたので、私は遠足気分で遠くにサグラダ・ファミリアを見ながら、おいしい、懐かしい味をかみしめました。久しぶりの日本の味は最高でした!
 公園であることに気づきました。観戦チケットをホテルのセーフティーボックスに忘れてきてしまいました。タクシーの往復で40分程度だったので助かりました。

公園入口 公園内には植物がいっぱい おもちゃのような本物の家
展望広場 その眺め 入口階段のトカゲ

 少しゆっくりしてから、歩いて10分近くのバス停へ移動していよいよ「カンプ・ノウ」へバスで向かいます。試合は19:00からだったのですが、少し早めに着いて気持ちを高めようと16:30に動き始めました。これがあとでとても重要なポイントとなります。約1時間近く待ったでしょうか? バスが全然来ません。「どうしてかな?」と周りの人に尋ねると土曜日にこの路線はお休みとのこと。どうしてそんなことがわからなかったというとこちらのバス停はすべてカタラン語でかかれているのです。急いで他の路線、しかもランパ付きのバスを待ち、2台乗り継ぎ、カンプ・ノウへ歩いて20分ぐらいのところへ到着しました。この時点で18:30ぐらいだったと思います。どうしてもカンプ・ノウでバルサの応援歌"El himno"を歌いたかったので超特急で向かいました。
 だんだん近くになると人が増え始め、ライトがついたスタジアムが見えてきました。あちこちの出店ではマフラーをはじめバルサグッズが売っています。私たちが来た方向はカンプ・ノウの北側で、車椅子ではいるゲートはミニスタジアム側の西側です。ぐるりとまわってゲートをくぐり、次は車椅子でスタジアム内に入るために南側へまわります。スタジアム内に入るとそこは1F席最上段上の通路でした。そして車椅子席は特別なく、ゴール裏1F席最上段の広い通路のフェンスの後から観戦になります。ここはテレビ中継で2階席の影となり真っ暗になっている部分で、2階席が屋根となって正面の反対側の1階席までしか上を見ることができず、カンプ・ノウの大きさを感じることができませんでした。ちょっと残念です。

正面にうっすら写るカンプ・ノウ 入場口 FCバルセロナvsレアル・バジャドリーのチケット

 ついてすぐにはピッチの上にはスーツを着た誰かえらい人たちがたくさん並んで挨拶をしていました。そしてバジャドリーの選手が入場してきました。ものすごいブーイングです。なんと昨日会った城選手はスタメンで出場しています。そしてこのあこがれのピッチの上に日本人が立っているのです。すごいことです。バジャドリーの選手が退くと、ついにあの歌が大音量でかかり、そして暖かい拍手、声援でバルサの選手たちが登場しました。「♪Tot el camp ××× es un clam ××× Som la gent blaugrana〜」夢にまで見たこの場所にいられ、とても幸せです♪♪♪〜 歌の歌詞はカタラン語で、羽中田さんが持っていた雑誌に載っていたものをお借りして写しました。これをあとで紹介するエステバン君がスペイン語に訳してくれました。彼も一緒に観戦です。

El Himnoの歌詞はこちら

 両チームの選手がそろい電光掲示板にまずバジャドリーの選手が紹介されアナウンスされます。またすごいブーイングです。城選手は1番最後でした。そしてバルサの選手です。「アベラルド!」「ヘイ!」「ライジハー!」「ヘイ!」… という感じに一人一人が呼ばれるたびにスタジアムのみんなで「ヘイ!」と声をかけます。
 ついにキックオフです。1stハーフはバルサ側のゴール裏でした。バルサ選手がいいプレーをするたびに拍手が起こり、バジャドリーの選手がボールを持っていたりファールをしたり、審判が納得いかないジャッジをすると大ブーイングが起きます。

ド迫力のスタジアム カタルーニャとブラウグラーナの旗 ソモス・クレー!(私たちはバルササポーター)
真ん中の25番は KICK−OFF 車椅子席から見た眺め(2F席で上が見えない)

 試合内容は見た人がたくさんいると思うので省略、まず1点目はR・デ・ブール、2点目はクライフェルト、リバウドの惜しいオーバーヘッドに感激し、最近キレのなかったリバウドとはまるで別人のようでした。試合は2−0で前半を折り返しました。後半はこちらに向かって攻めてくるのでワクワクしていました。期待通り、後半すぐにセンターリングを受けたリバウドがつま先で1回、太ももで1回リフティングし、高くボールを上げたと思うと、な、なんとオーバーヘッドでシュートしそのままゴールへ… 感動的でした。こんな間近でしかもこんなプレーを生で見れるなんて! しかもその後バジャドリーの選手をあざ笑うかのようにラボーナでのセンターリング。カッコイイ〜! みんな総立ちで拍手していました。
 後半はリバウドの2点(幻のフィーゴのゴール惜しい!)で4−0という結果で快勝でした。最近リーガ・エスパニョーラでは調子がイマイチだっただけに、こんなに強いバルサを見たのは久しぶりで気持ちが良かったです。でも城選手のシュートが見れなかったのが残念でした(バルサファンなのであまり大きな声ではいえませんが、これだけ取ったのだから1点ぐらい…なんて思いました)。
 試合後にはスタジアムのゴール裏の席まで車椅子を担いでもらい降りていきました。電動車椅子のままでは重たいのでバッテリーやモーターなどの電動ユニットを取り外し、手動用のタイヤをこのために持ってきていたので取りつけました。下に降りると約10万人入るスタジアムのでかいこと、でかいこと。そして客席の急勾配さにもビックリしました。
 試合が終わって約1時間後ぐらいにスタジアムを出て、地下駐車場の出入り口付近に来たとき1台の車が私たちの横をゆっくりと通り抜けようとしました。運転手を見るとな、な、な、な、なんと、スペイン代表グァルディオラじゃないですか! 急いでサイン帳とビデオを用意しましたが間に合わず行ってしまいました。がっくりしているとそこへオランダ代表フランク・デ・ブールが… さっそくサインもしてもらい、握手もしてもらいました。この2人は試合に出ていなかったので早く出てきたようです。またまた幸せを感じてしまいました。
 余談ですが、私はバルサのユニフォームにマフラーをもっていたので何も言われませんでしたが、一緒にいたメンバーは何も持っていなかったのでスタジアムでは「ジョー・ブー」と言われていました。

カンプ・ノウ入口にて フランク・デ・ブール そのサイン

 その後羽中田さんとは途中でお別れし、カタルーニャ広場まで戻って、先ほどのエステバン君と食事をしました。彼と会ったのは今日で3回目で、1回目は電動車椅子サッカー交流会、2回目は城選手のいたホテルです。彼は日本が大好きで6回も来てていて、サッカー日本代表ファンで、SPEED(ヒロコファン)・アニメ・マンガ・カツカレーが好きな、面白くとても優しいスペイン人(カタラン人)です。アニメの本やジャンプなどを日本から取り寄せ読んでいるそうです。スペイン語カタラン語はもちろん、英語そして日本語も話せるすごい人です。この日も青の日本代表の上下ジャージを着ていましたが、その下に着ているBlaugranaのユニフォームを見逃しませんでした。スペイン人の友達がはじめてできてうれしかったです。彼とは現在E-mail交換し、スペイン語を教わっています。

下の真ん中がエステバンくん

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